海外提携メディア
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サーモンピンクの紙面で有名な英国の有力経済紙。世界に数ある経済メディアの中でも、1、2を争うクオリティペーパーとして揺るがぬ地位を築いている。
フィナンシャル・タイムズという名前の通り、英シティ(ロンドン金融街)向けの専門媒体として1888年に創刊され、今でも金融分野の報道では他紙の追随を許さない圧倒的な強さを誇る。金融以外にも、国際情勢や政治動向、ミクロ経済、技術を幅広くカバーし、そのニュース報道の正確さと信頼性、本質を突いた鋭い分析記事に定評がある。
全世界の発行部数は42万2,059部(2009年1~6月平均)、回覧する読者の総数は世界中で合計122万人に上ると見られる。読者の個人平均年収が約2,300万円*と、企業経営者を中心とした富裕層に幅広く読まれているのが特徴。
*Source: Global Survey 2009 (£153,838/為替レート£1=150円換算)
1845年に創刊された英国の有力経済誌。経済と国際政治の報道では、世界で最も権威のある媒体の1つに数えられ、全世界141万8,013部(2009年1~6月平均)の発行部数を誇る。
歴史観と見識に富んだ鋭い分析、オピニオン記事に定評があり、企業経営者や政治家、専門家といった知識層から絶大な信頼を得ている。その品質と信頼性の高さこそが、他の紙媒体の苦戦をよそに、過去10年間で部数を2倍に伸ばすという異例の成長を遂げている理由だ。
創刊以来、自由貿易と自由市場を信条として掲げる。政治情勢などについても主張が明確で、社説は毎週、編集部員が全員参加できる会議で議論される。他の主要メディアと異なり記事に筆者の署名がないのは、「誰が書いたものか」よりも「何が書いてあるか」を徹底して重視する姿勢の表れだ。
※Financial Timesは 週10本、The Economistは週5本、年間で合計750本の記事を日本語で提供しています。